父の死後、周りの態度が豹変し人間不信に陥ったので電話占いで相談しました
けんいちさんから投稿いただいた電話占い体験談です。
けんいちさんの父親は地元では名士と言える人物でした。
しかし癌でお父様が亡くなられると周囲の態度は急変。
変わりぶりに驚いたけんいちさんは電話占いに相談してみることにしました。
私の父親は、田舎では名士に分類される人物でした。
それほど社会的地位が高かったわけではありませんが、地元の自治体の中では影響力を持っていたらしく、毎年6月頃と12月頃の時期になると、多くの自営業者や中小企業の経営者が、父親宛てにお中元とお歳暮を持参してきました。
そのため、実家の居間にはお中元やお歳暮がうず高く積まれていました。
このため、私の実家では醤油や砂糖などの調味料、ビールなどのお酒はいっさい購入しなくて済んだほどです。
父親の周囲からはちやほやされていた
また、私は子供のころは親族や父親と仕事上付き合いのある人々からちやほやされる日を過ごしていました。
私は素直に「自分は大人たちに可愛がられてラッキーだな」などと思っていました。
そして、それは私が高校生や大学生になってからも変わらず、私が東京で就職が決まったときは、私宛に就職祝いをたくさんいただいてしまいました。
私は「自分はこれほど地元の人たちから期待されてるのかな」などと思い、東京で仕事を頑張ろうと思ったものです。
それ以降も、たまにお盆の時期や正月に実家に戻ると、
「ようAちゃん元気?」
などと声をかけてもらい、私は田舎に帰るたびに良い気持ちになっていました。
父親の病死から一変
しかし、そのような状況も、ある出来事を境にして一変したのでした。
私の
です。ある年の2月頃から倦怠感を訴え、3月に入るとお腹がどんどん膨らんでいきました。
母親は父に、病院にいったほうが良いと何度も言ったようなのですが、父は医者嫌いのため病院には行きませんでした。そして、5月になり、ある日の夜大量の吐血をしてしまったのです。
すぐに救急車で大学病院に運ばれたのですが、精密検査の結果は、すでにステージ4の末期ガンとの診断で、長くて余命半年と宣告されてしまったのです。
父親はそのまま入院し、2ヶ月後に亡くなりました。
私は父親の死に目に間に合いました。
そして、父が息を引き取ったあとは、すぐに葬儀の手配などを行わねばなりませんでした。
父親の病死から一変
私が「おかしいな」と感じるようになったのは、父親の通夜の席でのことでした。
親せきのひとりが大きな声で
「父親があれほどの人間だったけども、せがれはあんなもんかね」
と大きな声で言うのです。
また、私が告別式の式場で立っていると、父と長年親しくしていた中小企業の経営者が参列してくれたのですが、以前と異なり私の顔を見ようともせず無視していたのです。
告別式が済んでからも、実家の近所の人たちの私たち遺族への態度が、それまでの気を使う態度から一変して、ぞんざいな横柄な態度をとるようになり、私は多くの人たちの手のひら返しのような態度に傷ついてしまいました。
そして心の葛藤をおぼえるようになっていきました。
私は実家にいることが辛くなり、父親の遺品などの整理は母親に任せ、東京に戻りました。
しかし、それからも父親の周辺の人々の変心におおいに傷つき、私は強いストレスを抱えるようになり、人間不信に陥ってしまいました。
電話占いで相談
そこで、電話占いウィルの山口華先生に事情を説明し、どのようにすれば気持ちを落ち着けることができるのかを相談したのです。
先生からは、
「あなたのお父さんの周囲にいた人々は、あなたに気を使っていたのではなくて、あくまでもあなたのお父さんに気を使っていたのです」
と言い、
「あなたのお父さんが亡くなったので、あなたに気を使う必要はなくなったと判断したのでしょう」
と指摘されました。
そのうえで、先生からは
「多くの人は打算で行動します。とくに自営業者や中小企業の経営者は、自分の判断が間違えてしまえば、自分の生活が成り立ちませんから仕方ありません」
と言われ、
「あなたは、幸い彼らとは遠く離れた東京を生活基盤にしています。忘れることです。心の葛藤を捨てる必要があります。そして、あなたは雑念を払って、あなたの道を着々と進んでいくことです」
とアドバイスしていただけました。
私は、父が健在の頃は、漠然と誰かが自分を守ってくれていると、社会人になってからも思い込んでいるところがありました。
それは間違いなのだと、先生は遠回しに教えてくれたのだと思います。
おかげでいまの私は地に足をつけて、主体的に自分の人生を歩めているような気がしています。
自分の心持ちを改めることができたのは、先生のおかげです。
けんいちさん(40代前半 男性)からいただいた電話鑑定体験談のご投稿でした。
ご投稿ありがとうございました。
いくらお世話になっていたのは父親だけだからといって病死後、子供にすぐに態度を変えるような人はどうなのでしょうか?
流石に冷たすぎなのではと思ってしまいました。
そんな陰険な人たちとは関わらず、占い師さんの言う通り自分の道をしっかり歩んでいったほうが絶対良いですね。
けんいちさんの今後の人生が素晴らしいものとなるように願います。
電話占いの森では、皆様からの電話占い体験談の投稿を募集しております。
こちらの体験談投稿フォームから投稿ができます。
投稿いただきました体験談は、このコーナーで掲載をさせていただきます。
電話占い体験談検索
全280話
[記事公開日]2020/05/17[最終更新日]2022/12/23
只今クチコミ投稿プレゼントキャンペーン中