占い師に未来をみてもらったら、ドイツ人と恋人になることが当たりました

紫式部さんから、占い師が透視した未来に関する「私のスピリチュアル体験談」を投稿いただきましたのでご紹介させていただきます。

紫式部さんは恋人が今までいなかったので、恋愛について聞くために良く当たる占い師さんを訪ねました。
そこで先生は外国の、しかもエリートの男性と知り合うだろう、と言いました。
はたしてこの占いは当たるのでしょうか？

評判の占い師

恋人居ない歴２２年だったため、良く当たると評判の占い師さんを訪ねてみました。

占いの方法は、タロットカードなど小道具を使うわけでもなく、私を透視して未来を観るという方法でした。

「恋人が今まで全然いないんです。出会いもなくて」

というと早速私を透視してくださり、

「近い将来、外人の、それもエリートと知り合う機会が訪れるわよ」

と言われました。

他にも

「結婚まで発展するかも知れない」

「運命的な出会いをする」

と言われました。

その時は

「そんな外人と知り合う機会なんてそうそう転がってないでしょ」

と思っていたのですが、ひょんな事から留学することになり、ドイツに語学留学しました。

ドイツ語教師

そこで学校に通ってドイツ語を習っていたのですが、学校の勉強だけでは足りないと感じたので、日本人会館に行ってドイツ語を教えてくれる人を探そうと思いました。

掲示板を見てみると

「ドイツ語教えます。日本語でどうぞ。お気軽に」

とドイツ人の名前が書いてありました。

私は早速電話をかけてみると男性が出たので

「あの、日本人会館で見たのですが、ドイツ語を教えてもらいたいのですが」

と言うと

「良いですよ」

と流暢な日本語で返事が返ってきました。

それから週に２回、２時間、私の家に来てもらいドイツ語を習う日々が始まりました。

「どうしてそんなに日本語がお上手なんですか？」

とたずねると、何と私の故郷にある近所の大学に留学していたからと言うではありませんか。

ディナー

何か運命的なものを感じつつ半年が経過した頃、ディナーにお呼ばれされました。

行ってみると

「僕と付き合って欲しい」

と言われました。

「あれ、占い師さんの言うこと、当たってるかも」

と思いつつ私もずっと彼を意識していたので、二つ返事でお付き合いすることになりました。

彼はドイツ銀行に勤めるエリート会社員で、合間の時間を縫って私にドイツ語を教えてくれていたのでした。

彼は銀行に務めるエリートだった Photo By Wikipedia

それからは無料でドイツ語を教えてくれるようになりました。

その時は私も既にドイツ語をけっこう話せるようになっていたので、二人の意思疎通はなるべくドイツ語でするように心がけていました。

デートにも良く誘ってくれて、色んな場所にドライブしたり旅行したりしていました。

お金は

「君は学生でご両親のお金で勉強している身だから」

と言って、いつも彼が出してくれていました。

ケンカなども一度もせず、趣味がお互い日本のアニメという接点もあり、二人の仲は急激に発展して行きました。

プロポーズ

そんな関係が５年間続いたある日、またディナーにお呼ばれされました。

彼との関係も5年目、ディナーにお呼ばれされました Photo By Pixabay

「何だろう？」

と思って行ってみると、

「アメリカに転勤することが決まった。あなたは大事な人だから、生涯一生、一緒に付いて来てくれませんか？」

とプロポーズされました。

私は当時２７歳で、話を聞いた時は寝耳に水の状態で結婚なんて全く考えていなかったので、

「返事はちょっと待って欲しい」

とその場では言わず保留にしてもらいました。

凄く悩みました。

占い師さんも

「結婚まで発展するかも」

と言ってたし、このまま彼についていって良いのだろうかと、夜も眠れない日々が続きました。

考えた答え

結果、私はその時は結婚まではまだ考えられなかった為に

「申し訳ないけど、プロポーズは受けられないです。ごめんなさい」

と言って、二人の仲は終わりを迎えました。

私からの破局の申し出でしたが、当時の思い出は、今でも私の中では良い思い出として残っています。

彼からのプロポーズを断ってから私も

「そろそろ帰ろう」

と思い、日本に戻って来ました。

戻って来てから早速その占い師さんのところに行って、こういう事がありました、と報告をしました。

占い師さんは私の事を覚えており、

「残念だったね。でも結婚したら苦労したかも知れない」

と言われたので、あの時断っておいて良かったのかなとも思えるようになりました。

紫式部さん（42歳　女性　熊本県）からいただいたスピリチュアル体験談でした。
ご投稿ありがとうございました。

紫式部さんは今まで彼氏がいなかったので占い師さんに恋愛について相談してみることに。

そこで先生は未来を見て、外国のエリートの男性と運命的な出会いをすると言われます。

そんなまさか、と思っていた紫式部さんですが、ドイツに語学留学することになり、そこで運命の出会いをします。

そこで出会ったのはドイツ語を教えてくれるドイツ人の家庭教師でした。

それから付き合うようになり、プロポーズまで発展。

最終的に紫式部さんはプロポーズを断ってしまうのですが、途中まで占いは当たっていたのですごいですね。

せっかくそこまで当たっていたのだから、プロポーズも受けてしまえばいいのに、と私は思いました。

とはいえ占い師さんが後で言ったように国際結婚ですし苦労するかもしれません。

占いは道を示してくれますがあくまで選択するのは自分であるということは大事なことですね。